東京・新宿でもつ鍋を楽しめる「もつ焼き 新宿三丁目 ふじ屋 はなれ」。
新宿へ遊びに行くことにした日、彼女から「もつ鍋を食べに行かない?」と聞かれました。え、日本にも大腸の鍋料理があるの? もしかしてコリアンタウン? そうではありませんでした。普段から大好きな料理ですが、日本にもあるとは知りませんでした。彼女が提案したのは、いろいろなもつを楽しめるもつ鍋。まさに私の好みを射抜くメニューでした。
ふじ屋 はなれは、内臓の多彩な食感と風味を楽しむ居酒屋です。タン、ハツ、レバー、大腸など、個性の異なる部位を串一本ずつ比べながら味わえる構成になっています。華やかな料理よりも、部位ごとの歯応えをどれだけ丁寧に引き出すかに、この店の魅力があるように思います。
特に気になるのは、レバー串と、味付けしたねぎをのせた「ねぎれば」です。レバーの濃厚さにねぎの香りが加わり、味わいに変化をつけられそうです。タンとハツで食感を比べ、続いてレバーや大腸で風味の深さを楽しむ順番も面白いでしょう。初めてなら、五本盛り合わせで焼き方や味付けの基本を確かめるのがよさそうです。
串以外では、塩味のもつ煮込みや博多風の牛もつ鍋が食事の中心になります。醤油と味噌からスープを選べる鍋は、複数人で囲む食事にも向いています。レバーやタンなどの低温調理メニューもあり、焼く、煮るといった調理法とは違う食感を比べられます。
内臓料理が好きな方には、選ぶ楽しさのあるお店です。ただし、実際の完成度を左右するのは「新鮮」という説明だけでなく、臭みを抑える下処理、部位に合った火入れ、塩やたれのバランスでしょう。個々の料理を実食して評価したものではないため、その出来栄えまでは断定できませんが、少しずつ注文してお酒とともにゆっくり比べてみたいお店です。
価格の印象:ほどほど。







